映像作品のエキストラスタッフはどのようにして確保されているのか

エキストラスタッフの役割

映画やテレビドラマなどといった映像作品において、エキストラスタッフは大勢の人間がいる場所でのシーンを演出する際にとても重要な役割を果たします。

このエキストラスタッフの確保の方法としては、リードワンプロモーションなどの芸能事務所から確保するケースと公募を行って集めるケースの2つが代表的です。

(参考)リードワンプロモーションバイト エキストラ

芸能事務所から確保する場合は、事務所が映像作品の制作スタッフからどのようなシーンを撮影する予定なのかを聞き出し、その後エキストラスタッフとして事務所に登録されている人の中から最もふさわしいと思われる人を選んで現場に派遣します。

出演した人には謝礼程度ではあるものの出演料が支払われることが多いほか、出演者を派遣した事務所の名称がエンディングのクレジットに記載されます。

芸能事務所にエキストラスタッフの登録をしている人には無名俳優や役者志望者が多く、今日活躍している俳優の中にはまだ無名だった頃に、話題となった映画やテレビドラマにエキストラで出演した経歴がある人も少なくありません。

また、単にテレビや映画に出演することを趣味とする、いわゆる出たがりの人もエキストラの登録を行っているケースがあり、有名になるとバラエティー番組や情報番組で取り上げられることがあります。

公募を行うケースもある

一方、公募を行うケースは撮影が長期間にわたる場合や、数百人あるいは数千人単位でエキストラが必要な場合によく見られます。

公募の仕方には、現地で製作者側が一般公募をするパターンや映像作品の公式サイトから直接募集するパターン、町おこしの一環としてロケ地を管轄する地方自治体が対応するパターンなどがあり、作品および撮影したい場面に最適な方法がとられます。

公募で集められたエキストラに対しては出演料が支払われないことがほとんどですが、金銭の代わりに非売品のオリジナルグッズがエキストラ全員に記念品として贈られることがあります。

自治体ぐるみで撮影協力があった作品だと、エンディングのスタッフ紹介で撮影協力の部分に自治体名が記載されたり、謝意が示されることがあります。

また、映像作品の撮影スタッフが自らエキストラスタッフとして出演している作品もしばしば見受けられます。

制作費が多くなく、芸能事務所からエキストラを派遣してもらうための費用も公募でエキストラを集める費用も賄えない場合にこの方法がとられることがあるほか、撮影スタッフとして参加した記念に1シーンだけエキストラで出演するといったケースもあります。

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